ビットコイン価格が7万ドルを回復、コインベースの保有残高が9年ぶりの低水準
ビットコイン(BTC)は3月25日、7万ドル台を回復した一方、仮想通貨取引所コインベースにおけるBTC保有残高が9年ぶりの低水準を記録した。これは、投資家によるBTCの積極的な買い戻しを示しており、今後の更なる上昇を示している。
BTC供給量、コインベースで9年ぶりの低水準に
コインマーケットキャップのデータによると、ビットコインは3月15日以来、7万ドル台を回復した。
サプライサイドでは、コインベースにおけるBTC保有量が3月18日に344,856 BTCまで減少。これは9年ぶりの低水準であり、投資家によるBTCの買い戻しが活発化していることを示している。データ提供会社グラスノードによると、コインベースにおけるBTC保有量がこれほど低い水準だったのは2015年以来だという。
グラスノードのチャートによると、蓄積アドレスにおける合計BTC残高も320万BTCを超え、過去最高水準に近づいている。蓄積アドレスとは、10 BTC以上保有し、出金履歴や中央集権型取引所、マイニング企業との関連性がないアドレスを指す。
クリプトクオントの投稿者IT Tech氏の投稿によると、3月22日に蓄積アドレスへのBTC流入量が過去最高の25,300 BTCに達した。これは、約7万4,000ドルという過去最高値から15%~20%下落した後の状況であることから、大口投資家が更なる上昇を期待して買いを入れていることを示唆している。
クリプトクオントのデータによると、3月25日時点で全ての取引所におけるBTC保有量は192万BTCまで減少。これは3年ぶりの低水準であり、歴史的な低水準にある取引所のBTC供給量と、ETF(上場投資信託)からの需要増加が重なり、ビットコイン価格が更なる上昇を続ける可能性が出てきている。
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