ロンドン証券取引所、5月28日に仮想通貨ETNを上場へ
ロンドン証券取引所(LSE)は5月28日にビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の価格動向に連動する仮想通貨ETN(指標連動証券)の取引を開始する。
3月25日の 発表によると 、仮想通貨ETNの申し込みは4月8日から開始され、英国金融行動監視機構(FCA)の承認を得たファンドは翌月に上場される。また、発行者は4月15日までに仮目論見書とETNの要件を満たす理由を説明する書簡を提出する必要がある。
英国FCAは2021年1月に仮想通貨デリバティブとETNの販売を禁止しているため、ETNはプロ投資家のみが利用可能となる。承認されるためには、仮想通貨ETNは現物担保型、無レバレッジ型、原資産価格の信頼できる評価が必要であり、ビットコインまたはイーサ建てのみ可能となる。原資産は英国、欧州連合、または米国のマネーロンダリング対策ライセンスを受けたカストディアンによってコールドストレージで保管される必要がある。
発行者はETNについて最大3つの異なる通貨建てで申し込むことができる。LSEは「製品の性質と、このファクトシートに記載されている上場ガイダンスを考慮すると、標準的な上場タイムラインは仮想通貨ETNには適用されない」と 述べている 。「発行者とそのアドバイザーは、提案する上場について可能な限り早い段階で取引所と協議する必要がある。」
今回の動きは、米証券取引委員会(SEC)が1月にビットコイン現物ETFを承認したことに続くものであるが、個人投資家向けではないようだ。FCAは2年間の計画の中で、仮想通貨における市場操作といった悪用行為に対する対策強化を目標の一つとして挙げている。規制当局は、市場の悪用と健全性を監視・介入するシステムを改善していく。昨年10月には、FCAは仮想通貨関連のマーケティングに関する新しい規則を施行し、潜在的な違反に対して「厳格な措置」を取ることを約束している。
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