NFTプロジェクトのBAYC フロア価格が2年半ぶりの低水準に | ピーク時から90%の下落
ボアード・エイプ・ヨット・クラブ(BAYC)の非代替性トークン(NFT)のフロア価格がピーク時から90%下落し、11.1ETHに達した。これは2021年8月以来の最低の数値となる。
NFTプライスフロア によると、3月1日以降だけで50%の下落を記録し、10ETH未満のフロア価格に近づいている。
ユガ・ラボが支援するこのNFTプロジェクトは2021年4月に始動している。今回のフロア価格は立ち上げから4ヶ月後の水準に戻ったことになる。
2022年5月1日に記録した128ETHのピークからの下落は、デジタルアートNFTの人気低下という業界全体のトレンドの一部である。ただし、いくつかのBAYCのNFTは依然としてフロア価格より大幅に高い価格で取引されている。フロア価格はあるコレクション内の最低価格のNFTをもとに算出されるが、例えばBAYC#830は先月504.3ETH(当時192万ドル相当)で売却され、他にも30ETH以上で取引されたレアアイテムが最近になって複数存在する。
時価総額において最大のNFTコレクションであるクリプトパンクスも、113.9ETHのピークフロア価格から下落したが、その幅は64%にとどまっている。
一方で、業界関係者はデジタルアートNFTが再び人気を取り戻すことができるかどうかを考え続けている。
ロングハッシュ・ベンチャーズの共同創業者であるシ・カイ・ウェイ氏は、デジタルアートNFTは「単独で存在するために作られたものではない」と指摘し、それらをブロックチェーン業界の他の分野と統合することをプロジェクトチームに検討するよう提案した。
ウェイ氏は「ブランドや実際の製品に明確なビジョンがなければ、成長していくのは非常に難しい」とコインテレグラフに説明する。しかし、既にゲーム経済圏と統合し、NFT所有権を提供するブロックチェーンベースのプロジェクトにとって、NFTは「スーパーパワー」にもなり得るとウェイ氏は付け加えた。
「もしすでに明確なビジョンがあるなら、はるかに容易だ。ゲームがある、インフラがある、チェーンがある、マーケットプレイスがある、そして早期採用者のコアコミュニティがそれを支持している」とウェイ氏は指摘する。
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