ロシア、国際決済にステーブルコインの利用を検討
ロシア政府が国際決済にステーブルコインを利用することを検討していると、国営メディアが報じている。
ステーブルコインの合法化を目指す
ロシアの国営出版物「イズベスチア」によると、ロシアはクロスボーダー決済にステーブルコインを利用することを合法化することを目指している。
報告では、ロシア政府が検討している具体的なステーブルコインの種類については言及されていない。
ロシア中央銀行の副議長であるアレクセイ・グズノフ氏は、「提案は2023年から策定され議論されてきた」と述べている。
彼によると、国家の利益を保護するために規制が強化される可能性が高い。
グズノフ氏は次のように述べている。
「理解が形成されつつあり、近いうちに法案のテキストになることを期待している。」
ステーブルコインの利点とBRICS諸国での利用
ロシア産業企業家連合(RSPP)の副会長であるアレクサンダー・ムリチェフ氏は、ステーブルコインは市場に大量の流動性をもたらすだけでなく、他のBRICS諸国との決済手段としても繁栄すると述べている。
BRICSは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの経済連合である。
デジタル金融資産法の制定
2024年3月、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、「デジタル金融資産」(DFA)を国際決済に使用できる法律に署名した。
これは、契約権のデジタル表現であり、交換可能なものとされている。
ムリチェフ氏は、企業がDFAの使用に関して二次制裁のリスクを伴うため、困難を抱えていると述べている。
しかし、Freedom Finance Globalの主任アナリストであるナタリア・ミルチャコバ氏は、ステーブルコインを使用することで、制裁対象者との決済が可能になり、二次制裁のリスクを避けることができると述べている。
このように、ロシアは国際決済においてステーブルコインの利用を検討しており、BRICS諸国との取引を円滑に進めるための手段として注目されている。
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