米国上院多数党院内総務、トランプ氏の免責主張の一部支持に反対する法案を提出

現地時間8月1日、米国上院多数党院内総務チャック・シューマー氏と他の民主党議員は、前大統領ドナルド・トランプ氏の大統領免責に関する以前の最高裁判決に対抗する法案を提出しました。この法案によれば、米国大統領および副大統領は在任中に連邦刑法違反に対する免責を持たないとされています。また、連邦刑法が誰に適用されるかを決定する責任を持つ政府の部門は最高裁判所ではなく、議会であることも明確にしています。米国最高裁判所は7月1日に、トランプ氏が「2020年選挙干渉」の疑いがある連邦事件において一定の刑事訴追免責を享受していると判決し、下級裁判所に対して事件を再考し、「公務としての行為」として訴追できない行為を決定するよう指示しました。