トランプDeFi「WLF」、イーサリアム展開を提案|Aave V3利用

ドナルド・トランプ前米大統領一族が支援する分散型金融(DeFi)「World Liberty Financial(WLFI)」は10日、大手DeFi「Aave(V3)」を使用し、イーサリアム(ETH)上に展開することを正式に 提案した。
提案が承認されれば、同プロトコルのユーザーは、 暗号資産(仮想通貨) のETH、WBTC、USDC、USDTの貸し借りができるようになる。
ただし承認されるまでには、コミュニティからの温度チェック、フィードバック、テストなどを経て、メインネット公開という流れを踏む必要がある。
DeFi「WLF」とは?
DeFi「WLF」は、トランプ氏とその息子2名が支援する仮想通貨プロジェクトだ。
既存の金融システムの問題解決を目指し、「安全で高利回りの仮想通貨投資」の提供を掲げている。以前から、仮想通貨のレンディング(貸借)機能を提供さることを明かしていた。
また、独自トークンWLFIの発行や米ドルに連動したステーブルコインの利用促進を行う予定だ。
9月30日よりホワイトリストの登録を開始し、トークン一般販売やプロトコル利用への優先アクセス権の獲得が可能だ。
登録を行いたいユーザーは、公式サイトと仮想通貨ウォレットを接続および本人確認(KYC)手続きを実施するかたちとなる。
関連: トランプ氏支援のDeFi「WLF」、ホワイトリストの登録開始へ
レイヤー2「Scroll」展開も
また同プロトコルは今後、イーサリアムのレイヤー2「Scroll」への展開も考えている。
Scrollは、「zkEVMロールアップ」を採用するレイヤー2ネットワークだ。そのため、イーサリアムのセキュリティを継承しながら、プライバシー性の高い処理の検証が可能となる。
同ネットワークの預かり資産額(TVL)は、執筆時点で10億ドルを超えている。
先日には、独自トークン「SCR」の公開および 仮想通貨エアドロップ の計画を発表した。
トークン発行は、大手仮想通貨取引所バイナンスの「ローンチプール」機能を使って行われ、トークンの上場前取引ができる「プレマーケット」も解放する。
関連: イーサリアムL2「Scroll」、仮想通貨エアドロップの計画を公開
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