米国のスポットビットコインETF、昨日の純流入額は5億5500万ドルで6月初旬以来最大

米国の現物ビットコイン上場投資信託（ETF）は月曜日に合計5億5,580万ドルの純流入を記録し、6月4日以来の最大の流入となりました。12の現物ビットコインETFのうち10が純流入を報告し、純流出は観測されませんでした。

FidelityのFBTCは月曜日に2億3,925万ドルの流入を記録し、流入を主導しました。SoSoValueのデータによると、BitwiseのBITBが2番目に多く、1億ドルの純流入を記録しました。

純資産で最大の現物ビットコインETFであるBlackRockのIBITは、7,950万ドルの純流入を記録し、Ark & 21SharesのARKBは約7,000万ドルの純流入を記録しました。月曜日には、GrayscaleのGBTCも3,700万ドル以上の純流入がありました。

VanEck、Valkyrie、Invesco、Franklin Templeton、Grayscaleのミニトラストの現物ビットコインファンドは、昨日小規模な純流入を見せました。WisdomTreeとHashdexの現物ビットコインETFは、その日に流入がありませんでした。

12の現物ビットコインファンドは、月曜日に26億1,000万ドル以上の取引価値を記録し、8月23日以来の最高水準となりました。BlackRockのIBITファンドは、この取引量の16億7,000万ドルを占めました。1月のローンチ以来の累積純流入は現在193億6,000万ドルに達しています。

「[10か月]で200億ドルの純流入に近づいている」と、ETF Storeの社長Nate GeraciはXに書き込みました。「単に驚異的で、すべての事前需要予測を吹き飛ばしました。」

イーサETFも好調

現物イーサETFは月曜日に1,707万ドルの純流入を報告し、今月最大のプラスの流れとなりました。

BlackRockのIBITが1,431万ドルの純流入で流入を主導し、FidelityのFETHが131万ドルで続きました。InvescoのQETHと21SharesのCETHも昨日流入を見せました。

米国の現物イーサETFは合計2億1,040万ドルの取引を行いました。ローンチ以来、累積純流出は5億4,182万ドルを経験しています。

一方、ビットコインは過去24時間で2.26%上昇し、The Blockのビットコイン価格ページによると、65,552ドルで取引されています。イーサも前日比2.91%上昇し、2,613ドルで取引されています。