WisdomTree、デラウェア州でXRP ETFの法人を登録：報告

WisdomTreeは、管理資産が1,130億ドルに上る上場投資信託の発行者であり、デラウェア州でXRP ETFの法人を登録したとXの投稿で発表しました。

この動きは、ファンドマネージャーが米国証券取引委員会にXRP上場投資信託のS-1登録を提出する可能性が高いことを示しています。BitwiseとCanary Capitalの両社は、現物XRP ETFを立ち上げるためにSECに申請を行っています。

WisdomTreeは、現物ビットコインETFを立ち上げたウォール街の企業の一つです。同ファンドマネージャーのBTC ETFは、The Block Data Dashboardによると、約3億6,700万ドルの資産を管理しています。5月には、WisdomTreeはロンドン証券取引所で物理的に裏付けられたビットコインとイーサリアムの上場投資商品を上場する承認も得ました。

BitwiseのXRP ETF申請は、暗号通貨が証券ではないと主張し、SECの過去の立場に反しています。「XRPは分散型デジタル資産であり、その所有権は分散型台帳に反映されています」とBitwiseは当時述べました。「XRPは証券ではなく、したがって米国連邦証券法の保護の対象ではありません。」

先週、XRPは暗号市場のラリーが続く中、そしてSEC委員長ゲイリー・ゲンスラーの退任発表を受けて、2021年5月以来の最高値に達しました。ドナルド・トランプ氏が1月に再び米国大統領に就任する予定であり、暗号関連の金融商品を承認することにますます前向きな新しい委員長を任命することが期待されています。