RampとStripeが提携｜ステーブルコインのカードで取引効率化

Rampは7日、決済大手のStripeと提携し、ステーブルコインを利用した法人カードを 発表した 。

この新サービスは、企業が国際的な取引をより迅速かつ低コストで行えることを目指している。ステーブルコインは価格が一定に保たれる仮想通貨であり、従来の通貨送金に比べて為替手数料や取引時間の面で優れているとされる。

法人カードにステーブルコインを導入

Rampは、法人向けの経費管理プラットフォームを提供している企業だ。今回の提携により、同社の法人カードでステーブルコインを活用した決済が可能となる。

Stripeの決済インフラを利用することで、世界中の企業がよりスムーズに資金をやり取りできるようになる。

ステーブルコイン での決済では、国際送金にかかる時間が短縮されるだけでなく、従来の銀行送金で発生していた高額な手数料も抑えられる。たとえば、従来は数日かかっていた国際取引が、数分から数時間で完了する場合もある。

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グローバルなビジネスの効率化とコスト削減

企業が海外の取引先と資金をやり取りする際、為替の変動や送金手数料が大きな課題となっていた。ステーブルコインを活用した今回のサービスは、こうした課題を解決する新しい選択肢となる。

StripeのグローバルなネットワークとRampの経費管理機能を組み合わせることで、企業は取引の透明性や効率性を高めることができる。さらに、ステーブルコインはドルやユーロなどの法定通貨に連動しているため、価格変動リスクが小さい点も特徴だ。

今後の展望

今回の提携は、 仮想通貨 がビジネスの現場で実用的に活用される事例の一つとなる。今後はより多くの企業が、ステーブルコインを使った決済や資金管理を採用する可能性がある。

RampとStripeは、企業のグローバルな資金管理や決済の効率化をサポートし、ビジネスの国際展開を後押しする構えだ。今後の動向にも注目が集まっている。

また、企業の国際取引においては、 分散型金融（DeFi） の活用も今後の選択肢として注目される可能性がある。