米CMEグループ、「XRP先物取引」を提供開始
CME GroupがXRP先物取引を開始
北米最大の金融・商品デリバティブ取引市場であるCMEグループ(CME Group)が、暗号資産(仮想通貨)エックスアールピー(XRP)の先物取引を5月19日に正式に開始した。同社が今年4月24日に発表していたスケジュール通りのローンチとなる。
今回提供されたXRP先物には、2,500XRPのマイクロサイズ契約と、50,000XRPのラージサイズ契約の2種類が用意されており、いずれも現金決済型。決済価格は、XRPの米ドル価格を基準とする「CME CF XRP・ドル基準レート(CME CF XRP-Dollar Reference Rate)」に基づいて算出されるとのこと。この基準レートは、ロンドン時間午後4:00(日本時間午前1:00)に1日1回更新されるという。
CMEグループはこれまでに、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)の先物取引を提供しており、XRPはそれに続く新たな追加銘柄となった。なお、メディア「フィナンシャルタイムズ(Financial Times)」の2024年5月の報道によれば、CMEグループはBTCの現物取引サービスの提供も計画しているようだ。
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— CME Active Trader (@CMEActiveTrader) May 19, 2025
画像:iStock/LumerB
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この記事の著者・インタビューイ
一本寿和
「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。
「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。
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