セイラー氏、オンチェーン準備金証明を「悪いアイデア」と批判
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ストラテジーのマイケル・セイラー創業者は26日、米ラスベガスで開催されたビットコイン(BTC
)2025カンファレンスで、オンチェーン準備金証明を「悪いアイデア」だと 批判した 。
セイラー氏は基調講演で、ウォレットアドレスの公開が発行者、カストディアン、投資家の安全性を弱めると警告した。
同氏は「人工知能(AI)が50ページ分のセキュリティ上の欠陥をリストアップできる」と述べ、公開による長期的な脆弱性を強調した。
🔥 NEW: Michael Saylor says onchain proof-of-reserves is a bad idea and exposes users and institutions to cyberattacks and data breaches, Strategy won't reveal wallets, opts for traditional audits instead. pic.twitter.com/ekRUB3ELNf
— Cointelegraph (@Cointelegraph) May 27, 2025
安全性リスクへの懸念表明
58万BTC以上を保有するストラテジーの創業者として、セイラー氏はウォレットアドレス公開の危険性について詳細に説明した。
同氏は、こうした開示がハッカーや国家レベルの攻撃者にとって「攻撃ベクター」となると指摘した。
特に機関投資家レベルでの大量保有においては、公開されたアドレス情報が悪意ある行為者の標的になりやすいと警告した。
セイラー氏は、追跡可能性と長期的な脆弱性の問題から、企業が重大な責任問題に直面する可能性があると述べた。
同氏はまた、準備金証明が企業の財務健全性について包括的な視点を提供していないと批判した。
オフチェーンの負債や運用リスクが除外されており、透明性の手法として限定的だと主張した。
業界内での議論が活発化
セイラー氏の発言は、2022年の大手暗号資産(仮想通貨)FTX破綻後に注目が高まった準備金証明の取り組みに対する反対意見として注目を集めている。
バイナンスやビットワイズなどの主要プラットフォームが透明性向上のために準備金証明を採用する中、ストラテジーはこの流れに抵抗している。
一方で、アナリストのプレディター氏はセイラー氏の姿勢を「巨大な赤信号」と批判し、準備金証明がセキュリティを損なうという主張を退けた。
同氏はストラテジーによる可能性のある隠蔽を示唆している。
興味深いことに、アーカム・インテリジェンスなどの研究機関は、ウォレット公開なしでもブロックチェーン分析によってストラテジーの ビットコイン 保有の大部分を特定したと報告している。
これにより、セイラー氏のセキュリティ懸念の実用性について疑問が提起されている。仮想通貨業界では、透明性と安全性のバランスを巡る議論が今後も続くとみられる。
投資家は 仮想通貨ウォレット のセキュリティ機能を十分に検討することが重要だ。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
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