Bitget App
スマートな取引を実現
暗号資産を購入市場取引先物BotsBitget Earnコピートレード
OpenSeaの新マーケットプレイス「OS2」正式リリース

OpenSeaの新マーケットプレイス「OS2」正式リリース

neweconomy-news (JP)2025/06/02 03:09
著者:一本寿和

OS2が正式リリース

NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)が、これまでベータ版として提供していた新バージョン「OS2」を正式リリースした。オープンシーの最高マーケティング責任者(CMO)アダム・ホランダー(Adam Hollander)氏がXで5月30日に発表した。

「OS2」正式版では、クロスチェーンでのNFTミントおよびスワップ機能、共有可能なギャラリー、トークンの統計表示、スウィーピング(まとめ買い)の改善、ウォレット切り替え機能、保有者ビューなど、多数の新機能が追加されたとのこと。

また「OS2」の対応チェーンは、イーサリアム(Ethereum)、アービトラム(Arbitrum)、ベース(Base)、ポリゴン(Polygon)、アバランチ(Avalanche)、B3、ブラスト(Blast)、オプティミズム(Optimism)、ゾラ(Zora)、セイ(Sei)、フロウ(Flow)、エイプチェーン(ApeChain)、ソニューム(Soneium)、シェイプ(Shape)、ユニチェーン(Unichain)、クレイトン(Klaytn)、ベラチェーン(Berachain)、ローニン(Ronin)、アブストラクト(Abstract)、ソラナ(Solana)の計19チェーンとなっている。

さらに「OS2」のベータ期間中は、一部のトークンでのみ取引に利用可能だったが、現在では上記19チェーン上におけるほぼすべてのトークンが取引可能になったという。

またオープンシーでは、今後予定されているトークン生成イベント(TGE)に向けた報酬基盤として、報酬プログラムを開始したとのこと。

このプログラムは、ユーザーによるプラットフォームの関与度合いを定量化する報酬「XP」を軸に設計されており、過去の取引履歴、現在の利用行動、ボヤージュ(Voyages)と呼ばれるクエスト型アクティビティの3要素が評価対象となるという。

ボヤージュは、新機能の利用や体験を通じて「XP」を獲得する形式のタスクで、コモン(Common)、アンコモン(Uncommon)、レア(Rare)、エピック(Epic)、レジェンダリー(Legendary)の5段階に分類されているとのこと。

特にレジェンダリーでは、シップメント(Shipments)と呼ばれるチャレンジに成功することで、トレジャース(Treasures)と呼ばれる報酬が獲得でき、ユーザーのプロフィール上に表示されるという。

またベータ版および初期リワード参加者には、フィードバックへの貢献、「XP」実績、シップメントの獲得数に基づいて3種類の初期トレジャースが付与されており、それぞれ6段階のランクが設定されているとのこと。これらはTGE時の報酬判断においても意味を持つ記録となるという。

また、報酬ダッシュボード上ではロイヤリティが%表示され、今後の報酬配分において重要な役割を果たすとされている。

さらにユーザーは、EVM(イーサリアムバーチャルマシン)チェーン、ソラナ、アブストラクトのウォレットを報酬プロフィールに接続し、チェーンごとに提示されるクエストを同一プロフィールで切り替えて対応できるとのこと。

なおオープンシーは、報酬制度の信頼性を確保するためボット対策にも注力しているという。不正なファーミングや複数ウォレットによる不当な獲得を防ぐため、日々複数の指標を分析しており、違反が疑われるアカウントは報酬対象から除外されるリスクがあるとのことだ。

また今年2月にはオープンシー財団(OpenSea Foundation)から、独自トークン「SEA」のリリースが予告された。「SEA」は、NFT およびより広範なクリプトエコシステム内でのエンゲージメントをサポートするために設計されたトークンとのこと。

なお「SEA」の配布時期についての詳細などは発表されていない。

https://t.co/UNjvdzyVmO

— Adam Hollander (@HollanderAdam) May 29, 2025

画像:iStock/Ket4up

関連ニュース

  • OpenSea、新バージョン「OS2」オープンβ版公開、「SEA」のエアドロも予告
  • オープンシー、新バージョン「OS2」プライベートβ版のアクセス対象者を決定
  • オープンシー、v2新機能が匿名でリーク
  • オープンシー、ゼロから構築した新プラットフォームを12月ローンチへ
  • OpenSea、「セイネットワーク(SEI)」に対応開始

関連するキーワード

#NFT #SEA

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

前の記事 【5/30話題】米SECがバイナンスへの訴訟を取り下げ、タイSECがバイビットやOKXなど5社のアクセス遮断へなど(音声ニュース)

合わせて読みたい記事

【5/30話題】米SECがバイナンスへの訴訟を取り下げ、タイSECがバイビットやOKXなど5社のアクセス遮断へなど(音声ニュース) ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。
あたらしい経済ポッドキャスト Sponsored
FTX事件描くドラマ「The Altruists」がNetflixで配信決定、制作はオバマ夫妻の会社 暗号資産(仮想通貨)取引所FTXトレーディング(FTX Trading)の破綻を題材としたリミテッドシリーズ「アルトゥイスト(The Altruists)」が、ネットフリックス(Netflix)で配信される。ネットフリックスの公式Xで5月30日に発表された。なお配信開始日などの情報は明かされていない
一本寿和 ニュース
東京ドーム、Web3・XR・AIに特化した会員制コワーキングスペース 「enXross DAO」開設へ 株式会社東京ドームが、Web3・XR・AIに特化した会員制のコワーキングスペース「enXross DAO(エンクロス・ダオ)」を開設することを5月30日に発表した
大津賀新也 ニュース
NY市長、ビットコイン担保の市債「BitBond」構想を表明 米ニューヨーク市のエリック・アダムス(Eric Adams)市長は、ビットコインを担保とする市債「ビットボンド(BitBond)」の発行を提案し、ニューヨーク州の暗号資産事業者向けライセンス制度「ビットライセンス(BitLicense)」の廃止を訴えた
髙橋知里 ニュース
Ledger、米国でVisaカード「Crypto Life Card」提供へ 暗号資産(仮想通貨)ハードウェアウォレット開発企業のレジャー(Ledger)社と、暗号資産決済プラットフォーム「バーンクス(Baanx)」が提供する、ビザ(Visa)対応の暗号資産デビットカード「CLカード(CL Card:Crypto Life Card)」が、6月30日より米国で提供開始される予定だ。両社が5月28日に発表した
一本寿和 ニュース
タイSEC、バイビットやOKXなど5社のアクセス遮断へ、無認可営業で タイで許可なくデジタル資産取引プラットフォームを提供しているとして、バイビット(Bybit)、1000X、コインEx(CoinEx)、OKX、XT.COMの5社のアクセスが遮断されることが5月29日に発表された
大津賀新也 ニュース
ユニスワップ財団ら、SECに「DAOは分散された個人の集合体」と提言 大手分散型取引所(DEX)ユニスワップ(Uniswap)を支援するユニスワップ財団(Uniswap Foundation:UF)とDeFi教育基金(DeFi Education Fund:DEF)は、米証券取引委員会(SEC)に対し、DAO(自律分散型組織)を「分散された個人の集合体」として扱うべきだと求めている
髙橋知里 ニュース
Bybit、オーストリアでMiCAライセンス取得、EEA29か国でサービス提供可能に 海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイビット(Bybit)が、オーストリアの金融規制当局(FMA)から、EU(欧州連合)の「暗号資産市場規制(MiCA/MiCAR:Markets in Crypto Assets Regulation)」に基づくライセンスを取得したと5月29日に発表した
大津賀新也 ニュース
スイ財団、DEX「Cetus」ハッキング被害者へ資産返還へ 5月22日に発生した、スイ(Sui)ブロックチェーンネットワーク上に構築された分散型取引所(DEX)「Cetus(セータス)」のハッキング事件にて、被害を受けたユーザーへの資金返還が5月28日に決定した
髙橋知里 ニュース
0

免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

PoolX: 資産をロックして新しいトークンをゲット
最大12%のAPR!エアドロップを継続的に獲得しましょう!
今すぐロック