ワールド・リバティ・ファイナンシャルのWLFIトークンが取引可能に

WLFIトークンが取引可能に

WLF（ワールド・リバティ・ファイナンシャル）が、WLFIトークンの取引を可能にする提案は、2025年7月16日（水曜日）、トークン保有者の 99.9%の承認を得た 事で、WIWLFIトークンが取引可能になった。

🚨 Big news from the WLFI community 🚨

The community has officially voted — and the results were overwhelming.

✅ $WLFI will be tradable
💪 The people have spoken

Now it’s time to execute.
Standby for the full launch plan — coming soon. 🦅 ☝️

— WLFI (@worldlibertyfi) July 16, 2025

トランプ氏が率いる仮想通貨プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」のトークン保有者は、水曜日に締め切られたガバナンス投票で、99.9%の圧倒的多数決により、保有トークンの取引可能にすることを決定。これにより、プラットフォームのガバナンストークンは、P2P（ピアツーピア）取引と二次市場を通じて取引可能になる。

トランプ一族が支援するDeFiベンチャーに関連したこのトークンは、昨年秋に最初に販売された。取引が可能になったことで、WLFIの価格は市場の力によって決定されるようになり、流動性が向上するほか、幅広い投資家の関心を集める可能性が予想される。トランプ氏の一族は、初期販売収益の75%を得ている。2024年の時点でトランプ氏は、DT Marks DEFI LLCを通じて約160億トークンを保有していた。

民主党議員らによる懸念の声も

トランプ一族とそのパートナーが昨秋に立ち上げたDeFi（分散型金融）プラットフォームの一部であり、米国民主党議員らは、ドナルド・トランプ（Donald Trump）氏がこのプロジェクトに出資していることに懸念を表明している。

エリザベス・ウォーレン（Elizabeth Warren）上院議員やマキシン・ウォーターズ（Maxine Waters）下院議員をはじめとする批判派は、トランプ氏が仮想通貨規制に影響力を持つことから、利益相反の可能性を警告。ホワイトハウスは、トランプ氏の資産は子供たちが管理する信託に保管されていると述べているが、その契約条件については明らかにされていない。

なお、WLFIは SEC （米国証券取引委員会）によって証券指定されておらず、現在は一般的な投資規制の対象外となっている。

アンロックおよびローンチ計画

すべてのガバナンストークンが一度にアンロックされるわけではなく、段階的に実施され、完全なローンチ計画は近日公開される予定である。

WLFIチームは当初の提案の中で、初期のアンロックの一環として、初期サポーターに販売されたトークンの“一部”のみが取引対象になると概説。残りのトークンは、アンロックとリリーススケジュールを決定するために、コミュニティによる2回目の投票の対象となりるとのことだ。

創設者、チーム、アドバイザーのトークンもアンロックされない。これらのトークンにはより長いスケジュールが適用され、タイミングと資格要件はまだ決定されていない。WLFIチームによると、今回のトークンロック解除は、クローズドネットワークからオープンな参加への移行に向けたより広範な計画の一環で、トークン取引を可能にすることで、投機や価格発見の扉が開かれる可能性も高くなる。