カルダノのネイティブトークンであるADAは、6月22日から7月18日にかけて75%の急騰をみせ、6月に付けた0.50ドルの底値を起点とする数カ月にわたる下落トレンドに終止符を打った可能性がある。
ADA価格は直近24時間で最大9%上昇し、7月18日には20週ぶりとなる0.89ドルの高値をつけた。
ボリンジャーバンドが示す爆発的上昇の兆し
ADA/USDの週足ローソク足がボリンジャーバンドの上限にタッチしたことは、過去と同様に大幅な上昇の前兆となる可能性がある。
歴史的に見ても、バンド上限の突破は大きな価格上昇につながってきた。2021年には1500%、2022年には117%、2024年には300%の上昇を記録している。
現在のチャートでは、バンドが収束(スクイーズ)し始めており、価格が上限に触れていることが、再び同様の展開を期待させている。.
カルダノに複数の買いシグナル
この数週間にわたる力強い上昇にもかかわらず、ADA価格は依然として2021年の過去最高値3.10ドルの約4分の1にとどまっている。
それでも複数の時間軸で強気シグナルが点灯しており、上昇トレンドが勢いを増していることを示唆している。
週足チャートでは、ADAは強気のフラッグパターンを上抜けし、フラッグの上限、50日間単純移動平均線(SMA)、200日間SMAをすべてサポートへと転換させた。
このフラッグパターンの計測上の目標価格は2.70ドルで、現在価格から216%の上昇余地がある。
さらに、先週には50日間SMAが200日間SMAを上抜ける「ゴールデンクロス」が発生しており、上昇トレンドの継続を裏付けている。
また、トレンドの強さを示すMACD(移動平均収束拡散法)も、強気のクロスを形成。2025年初頭から続いていた“赤”のネガティブバーの期間を終え、再びポジティブなバーが構築され始めている。
週足RSI(相対力指数)も、2018年・2021年・2024年12月の過熱時と比べてまだ上昇余地があることを示している。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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