Backpack WalletがBNB Chainでデビュー、ユーザーはWeb3全体でより多くのDeFiソリューションにアクセス可能に

Backpack Walletは、ユーザーがトークンの取引や管理、DeFiへのアクセスを可能にするセルフカストディ型の暗号資産ウォレットであり、BNB Chainへの対応を発表しました。本日共有された情報によると、この統合はBackpackが最先端のモバイル体験を提供し続ける姿勢を示しており、ユーザーがより多くの分散型金融サービスへアクセスできるようになります。Backpackは暗号資産ウォレットの機能範囲を拡大し続ける中で、業界リーダーとの戦略的パートナーシップがユーザーに優れた体験をもたらすという基本的な信念を貫いています。

Backpackがより高度なDeFi機能を解放

BNB Chainとの連携により、BackpackのユーザーはモバイルのBackpack Walletから、より幅広いDeFiアプリケーションを閲覧・利用できるようになります。上記のデータによれば、BNB ChainはBackpackコミュニティから最も要望の多かった機能の一つです。

DefiLlamaの最新指標によると、BNB Chainは活発なDeFiアプリケーションの主要なハブとなっています。DeFi TVLが82.5億ドルを超え、BNB Chainは現在、Solanaの109.73億ドル、Ethereumの842.7億ドルに次ぐ、総ロック資本で3番目に大きなブロックチェーンとなっています。

この革新的な統合以前は、Backpack WalletのユーザーはBNB Chainで取引するためにウォレットを離れる必要がありました。Backpack上でBNBのサポートが追加されたことで、ユーザーはブロックチェーンエコシステムから希望するトークンやDAppにアクセスでき、より広範なDeFiへの障壁が取り除かれました。この追加により、ユーザーはEthereum、Solana、BNB Chain、その他多くの対応チェーンの資産をBackpack Walletから一元的に管理・利用できます。

Backpack：マルチチェーンアクセスの拡大

今回の連携により、Backpackはマルチチェーン流動性の拡大と、ウォレットの切り替えを不要にすることでデジタル資産管理の簡素化に取り組む姿勢を示しています。つまり、Backpackのユーザーは、BNB Chainと他のチェーン間でトークンを単一の統合ウォレットから移動できるようになりました。

この統合を通じて、Backpackはより効率的でシームレスな体験を構築し、マルチチェーンセルフカストディウォレットとして、BNB Chainを含むあらゆるネットワーク上のDeFiへの信頼できるアクセス拠点としての地位を強化しています。

今月初め、2025年10月2日にBackpackは、スケーラブルかつ安全なDApp向けに設計されたLayer-1ブロックチェーンであるAptosをウォレットに統合し、ウォレットの切り替えを過去のものにするためにさらなるチェーン追加に取り組む姿勢を示しました。